仲介(媒介契約) | 買取(不動産会社が直接購入) | |
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買主 | 一般の個人・法人(市場で募集) | 不動産会社 |
売却までの期間 | 比較的長い(数ヶ月かかることも) | 短い(数日〜1ヶ月程度) |
売却価格 | 相場に近い価格で売れることが多い | 相場より安くなる(7〜9割が一般的) |
仲介手数料 | 必要(売却価格の最大3%+6万円+税) | 不要(仲介業者が介在しない) |
内見・広告 | 必要(購入希望者の内覧対応など) | 不要(業者が即決・現地確認のみ) |
売却の確実性 | 買主が見つかるまで不確実 | ほぼ確実に売却できる |
向いている人 | 少しでも高く売りたい人 | 早く・確実に現金化したい人 |
不動産会社に「売却活動」を依頼し、購入希望者(一般人)を探してもらう方法。
■相場価格またはそれ以上で売れる可能性がある
■売却活動の中で価格交渉もできる
■売却までに時間がかかる(平均2〜3ヶ月)
■内見対応や掃除・修繕が必要
■成約しなければ売れない可能性もある
不動産会社が物件を直接買い取る方式で、「広告や内見なし」で早く売れるのが特徴
■すぐに売却・現金化できる(引っ越し・住み替えも楽)
■瑕疵担保責任(建物の欠陥に対する責任)を免除できることが多い
■仲介手数料がかからない
■売却価格は市場価格より安くなる(業者の利益やリスクを含むため)
■複数業者から見積もりを取らないと価格差が出やすい
少しでも高く売りたい 仲介(売却活動をじっくり行う)
とにかく早く売りたい/現金が必要 買取(スピード重視)
周囲に知られずに売却したい 買取(広告活動を行わない)
古い・訳あり物件を処分したい 買取(業者が対応可能)
どちらの方法が合っているかは、売却理由・物件の状態・売却希望時期によって変わります。